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マイクロソフト、Windows 8でもWindows 7/Vistaへのダウングレードを認める方針

米国Microsoftは、今秋に発売が予定されている次期OSであるWindows 8について、一部エディションにダウングレード権を付与するもようだ。OSのライセンス契約で明らかになった。

 ダウングレード権とは、ユーザーが追加のライセンス料を支払うことなく、最新のWindowsを以前のバージョンに置き換えることができる権利である。ただし、Windowsの一部エディションのみとなる。今回ダウングレード権が付与されるのは、Windows 8 Proのみとなる見込み。


 OSのライセンス契約によると、OEMメーカーはWindows 8 pro搭載PCに関しては、Windows 7 ProfessionalもしくはWindows Vista Businessにダウングレードして販売できるという。


 こうしたダウングレード権は、過去のOSにも付与されていた。例えば、Windows 7 Professionalは、前バージョンであるWindows Vistaのほか、Windows XP Professional/Windows XP Professional/Windows XP Professional x64 Edition/Windows XP Tablet PC Editionへダウングレードすることが可能だった。

 特に2007年に発売されたWindows Vistaは多数のエディションが登場したが、ユーザーの反応は芳しくなく、多くのユーザーがWindows XPにダウングレードした経緯がある。なお、Windows XPのサポート期限は2014年4月である。Windows 8にはWindows XPへのダウングレード権は付与されていない。

 Windows Vista Businessにダウングレード希望する方あまりいないと思うが、Windows 7へのダウングレードをお願いすお客様がいるのではないでしょうか。