激安ソフト情報局

イラレ・フォトショ・Office2021を激安価格で購入した情報サイト

「Windows 10」の日本語対応プレビュー版公開

Microsoftは1月23日(現地時間)、次期OSのプレビュー版である「Windows 10 Technical Preview」の最新版「Build 9926」を公開した。Windows Insider Programに登録すれば、無料で利用できる。すでにTechnical Previewを導入しているPCは、Windows Updateで自動的にアップデートが可能だ。

tm_1401_b9926_01.jpg

 同社が1月21日(現地時間)に開催したプレスイベントでは、来週(1月26日週)に公開と説明していたが、予定を繰り上げてリリースした。

 注目は今回のバージョンから日本語版が追加されたことだ。Windows Insider ProgramでダウンロードできるISOファイルのサイズは、x86(32ビット)版が3.05Gバイト、x64(64ビット)版が3.98Gバイトとなる。

 主な新機能は以下の通り。プレスイベントで発表された新Webブラウザ「Project Spartan」(開発コード名)はまだ搭載していない。

・音声対応パーソナルアシスタント機能「Ccortana」(英語版のみ利用可能)
タブレット向けの全画面表示や色の変更に対応し、XAMLで構築された新しい「スタートメニュー」
・2in1デバイスの利用スタイルに応じて、タブレット向けUIとデスクトップUIを自動で切り替える「Continuum」
・アイコンが並ぶコントロールパネルのようなUIになり、アプリ内検索から設定機能も探せる「設定」アプリ
・新しいアクションセンターに「ワイヤレスオーディオ/ビデオ」接続ボタンを搭載
・ローカルとOneDriveの画像を表示できる「写真」アプリ、新しい「地図」アプリ
・グレーで表示される新しい「Windowsストア」のβ版(従来版のストアはグリーンで表示され併存している)
・基本機能を備えた初期プレビューの「Xbox」アプリ

 そのほか、Windows Insider Programを通じたユーザーからのフィードバックにもとづき、細かな改良を複数行っている。

 なお、今回のBuild 9926では、再起動の度にブート選択メニューが表示されるなど、既知の不具合もあることが公式ブログで明かされている。Technical Previewは、開発者や企業のIT管理者、PCに詳しいユーザーに向けた検証用なので、メインPCや業務PCへの導入は推奨されておらず、利用には十分な注意が必要だ。