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マイクロソフト、2013年2月までにWindows 8アプリ登録数10万件を目指す

米国Microsoftが、Windows 8に関して野心的なゴールを掲げている。同社のセールス担当幹部によれば、2013年7月までにWindows 8搭載デバイス4億台の販売、同1月末までに「Windows Store」のアプリケーション登録数10万件を目指しているという。

 こうした計画をBeet.TVによるインタビューで語ったのは、Microsoftの米国セールス&マーケティング担当バイスプレジデントを務めるキース・ロリジオ(Keith Lorizio)氏。Windows 8の成功は約束されていると同氏は述べた。


 Windows 8オペレーティング・システムが大量に供給されれば、市場に流通している10億台程度のデバイスのうち4億台がWindows 8搭載のものになる可能性があるという。これらのデバイスには、新たに販売される製品とアップグレードされたWindows 7マシンの両方が含まれる。

 MicrosoftWindows 8の外観および使用感を、操作にタッチ機能やタイルを多用するWindows Phone 8プラットフォームや「Xbox」と統一することで、顧客の関心を引きたいと考えているという。

 とはいえ、成功のカギは豊富なWindows 8アプリがすぐ利用できるようになっているかどうかが握っているとロリジオ氏は話し、「最初の3カ月で10万件超のアプリをそろえるため積極的に攻めようと思っている」と付け加えた。現在の約3,000件というアプリ登録数を考えれば、きわめて大きな跳躍ということになる。

 これらアプリがWindows 8の経済的な成功に不可欠なのは、ロリジオ氏によれば、ユーザーに不快感を与えない有料広告が十分に取れるからだ。

 「すべての広告はアプリと融合し、ユーザー・エクスペリエンスの邪魔にならない。それでいて美しく、意味があり、利便性を保っている」と、同氏は主張した。広告収入は、Microsoftと開発者が協議して策定する条件に従い、両者間で分け合う。「ユーザーに消費者寄りの最高のエクスペリエンスを提供するには、きわめて多くのアプリを抱えることが何よりも重要だ」(ロリジオ氏)

 アプリを必要なだけ用意する作業は、Microsoftにとっても手痛い出費を伴う。「なるべく早くサードパーティのアプリを稼働させるため、数百万ドルの資金を投じてパブリッシャーらと協働している」(ロリジオ氏)

 Microsoftは開発者向けセミナーを開き、同社があらゆるアプリケーションに求める共通の外観、使用感、操作性を備えた魅力的なWindows 8アプリの開発に関するアドバイスも与えている。またWindows Storeでアプリを販売する前には、同社自身が全アプリを入念に検査するという。

 「控えめに見積もって4億台のデバイスを2013年7月1日までに販売する目標を達成するためには、非常に健全なアプリケーション・エコシステムを構築しなければならないと自覚している」(ロリジオ氏)