激安ソフト情報局

イラレ・フォトショ・Office2021を激安価格で購入した情報サイト

【Acrobat XI】 ビジネス文書に「社外秘」「禁複写」などのロゴを入れて利用を制限するには

ビジネス文書の利用範囲を制限するために「社外秘」「禁複写」といった透かしを入れることがある。透かしはプリンタ側の印刷機能の1つとして提供されている場合もあるが、文書をPDFで受け渡す場合、PDFを作成する段階で透かしを入れておけば、その先の工程で非表示にされずに済むので合理的といえる。

 


ビジネス文書に「社外秘」「禁複写」などのロゴを入れて利用を制限するには


 そんなときは、Adobe Acrobat XI Proの透かし機能を使うと便利だ。方法は[表示]→[ツール]→[ページ]でツールパネルウィンドウを開き、メニューにある[透かし]から[透かしを追加]を選択する。設定画面が表示されるので、表示したいテキスト、例えば「社外秘」と入力したのちにフォントの種類やサイズ、角度、不透明度、ページの前面/背面のいずれに配置するかなどを設定してOKをクリックする。これにより、元の文書に透かしのテキストが追加された状態になるはずだ。

 ただしそのままの状態では、PDFをもらった相手がAcrobatなどの編集ソフトを所有していた場合、簡単に透かしを削除できてしまう。そのため、文書のプロパティで編集時にパスワードが必要なようにセキュリティの設定を変更しておく必要がある。これにより、パスワードを入手しない限り透かしが削除できなくなる。

 ちなみに透かしはテキストだけではなく、ビットマップやJPGなどの画像、さらにはほかのPDFファイルを挿入もできる。企業のロゴを入れるなどの応用が可能なので、自社で定番のフォーマットを定めておくとよいだろう。