ビジネス統合ソフト「マイクロソフトオフィス2013無料体験版」の試用期限を解除する「クラックツール」と呼ばれる不正プログラムをダウンロードできる状態にしたとして、福井、栃木両県警の合同捜査本部は11日、不正競争防止法違反(技術的制限手段の回避プログラムの提供)の疑いで、福井市に住む高校3年の男子生徒(19)を逮捕した。
合同捜査本部によると、マイクロソフトによる制限を解除するプログラム提供に関わった疑いで逮捕されるのは初めて。
男子生徒は昨年10月、自分のブログで「無料体験版を永久的に利用できる」とクラックツールを紹介。約7千回のダウンロードがあった。